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韓国政府 朝鮮人被爆者報告書を日本で配布へ
【ソウル聯合ニュース】広島・長崎の被爆70年の節目に合わせ、韓国政府が朝鮮人被爆者に関する報告書の日本語版を日本各地に配布する予定だ。 政府機関の「対日抗争期強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者ら支援委員会」は5日、2010年12月に刊行した「広島・長崎の朝鮮人原爆被害真相調査報告書」の日本語版を1000部製作し、広島に原爆が投下された8月6日に日本各地に配布すると明らかにした。これは韓国政府が初めて実施した朝鮮人の被爆実態調査をまとめたもので、広島と長崎に強制連行された朝鮮人労働者の被害状況も収録されている。 同委員会は、被爆者69万人のうち7万人が朝鮮人だったとみている。 日本語に翻訳され日本で配布される委員会の報告書は、これで三つとなる。 委員会は2012年4月に日本の市民団体と、報告書や資料集など49冊の日本語翻訳、配布に協力することで一致している。委員会は今後も強制連行の実態をまとめた資料の日本語版を日本で配布していく方針だ。 mgk1202@yna.co.kr