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6カ国協議韓国代表が米中訪問へ 北との予備対話模索
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表を務める黄浚局(ファン・ジュングク)外交部朝鮮半島平和交渉本部長が4日午前、米国訪問のため韓国を出国した。 黄氏はワシントンで米東部時間4日に同協議の米国首席代表、ソン・キム北朝鮮担当特別代表と会談し、北朝鮮の核問題の実質的な進展に向けた協調策を協議する予定だ。 また、対北朝鮮制裁を担当するグレーザー財務次官補(テロ資金・金融犯罪担当)とも会談するとみられる。 米国訪問に続き6日には中国・北京で、中国首席代表で6カ国協議議長の武大偉朝鮮半島問題特別代表と会談する。 黄氏は米中の首席代表と相次いで会談し、このほど終了した韓米合同軍事演習や、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記のロシア戦勝記念式典欠席、北朝鮮の核問題などをめぐる朝鮮半島情勢を評価した上で、北朝鮮側との予備対話の推進策を協議する見通しだ。 北朝鮮を除く同協議参加国は協議再開に向け一定の条件で事実上、合意しており、これに対する北朝鮮側の立場を探るため、予備対話を北朝鮮に打診した。 黄氏は訪米前、聯合ニュースに対し、「北側と予備対話を推進している状況であり、この問題についてさらに集中的に模索したい」と話した。 韓国政府は金第1書記のロシア戦勝記念式典欠席が今後のロ朝、中朝関係はもちろん、北朝鮮の核問題にどう影響するか注視している。 同協議の米国次席代表を務めるサイラー6カ国協議担当特使は先月29日、韓国で開かれたフォーラムで、「完全で検証可能かつ後戻りできない核の放棄(CVID)は現在進められている動きを止めることから始まる」と述べ、北朝鮮の核開発凍結の重要性を強調した。 sjp@yna.co.kr