韓中日3カ国財務相・中央銀行総裁会議で記念撮影する出席者ら=3日、バクー(聯合ニュース)
韓中日3カ国財務相・中央銀行総裁会議で記念撮影する出席者ら=3日、バクー(聯合ニュース)
【バクー聯合ニュース】韓中日財務相・中央銀行総裁会議が3日(現地時間)、アゼルバイジャンの首都バクーで開かれ、3カ国は世界や地域内の経済動向について意見を交わし、協力を強化することで一致した。 会議は東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓中日)財務相・中央銀行総裁会議に先立って行われ、韓国からは崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相兼企画財政部長官と李柱烈(イ・ジュヨル)韓国銀行総裁が出席した。 会議終了後に発表された共同メッセージでは、世界経済が緩やかに回復する中、時宜にかなった効果的なマクロ経済政策を続ける必要があるとの認識で一致。通貨政策ではマイナスの波及効果を最小化するため慎重な決定と十分な意思疎通が必要だということを共有した。 また共同メッセージでは、昨年10月にASEANプラス3による域内経済監視機関「AMRO」の設立協定文に署名したことを歓迎し、発効に向け迅速に国内手続きを進めることを確認し合った。 昨年9月にオーストラリアで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議以来、約8カ月ぶりに開かれた今回の3カ国財務相・中央銀行総裁会議について、韓国政府の関係者は「何らかの合意を導き出すことよりも会合を続けることに意味がある」と話した。 sarangni@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0