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韓国の小中高校生 2割が自殺衝動を経験
【ソウル聯合ニュース】韓国の小中高校生の5人に1人は自殺したい衝動に駆られた経験があることが1日、延世大・社会発展研究所の研究報告書で明らかになった。 3~4月に小学4~6年生2091人、中学生2611人、高校生2829人を対象に調査したところ、全体の19.8%が自殺衝動に駆られたことがあると答えた。比率は小学生が14.3%、中学生が19.5%、高校生が24.0%。 理由としては「両親との葛藤」が小学生44.0%、中学生44.4%、高校生36.0%で最も多かった。次に多かった理由は、小学生は「周囲の無関心」(10.1%)、中学生は「友人との葛藤」(12.7%)、高校生は「成績の落ち込み」(19.3%)だった。 また、小学生は睡眠時間が長いほど自殺衝動を経験した比率が低かった。 自殺を考えたことがあるとの回答率は、睡眠時間が8時間未満の児童は20.4%、8~9時間の児童は12.8%、9時間超の児童は12.3%だった。 一方、韓国の児童・青少年の主観的な幸福度は経済協力開発機構(OECD)に加盟する23カ国のうち19位と算定された。最も高かったのはスペインで、最下位は米国だった。 stomo@yna.co.kr