朴大統領、きょう（1日）も日程無し…業務復帰は来週の見通し

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が来週中、公式業務に復帰する見通しだ。

　1日、青瓦台（大統領府）によると、朴大統領は先月27日、中南米4か国歴訪から帰国した後、疲労蓄積による健康悪化により、この日まで5日間、公開的な日程はなく、官邸で休息をとっている。しかし、実務では週末以降、健康回復の程度によって行事参加などの日程を再開することを検討していると伝えられた。

　これは、朴大統領が対外的に姿を現さない期間が長引いた場合、「大統領不在」と関連して不必要な誤解が生じる可能性がある、と判断したため。

　これと関連し青瓦台は来る5日、第93回子供の日に朴大統領の出席を前提に、疎外階層の子供たちを招待して会話、奨励する時間をもつなどの行事を準備していることがわかった。

　しかし、報道官は1日午前、朴大統領の業務復帰時点に関する質問に「まだ判断するのは難しい」とし、「今後の日程は、健康回復を見守りながら決定する予定」と既存の立場を繰り返した。

　一方、朴大統領は現在、官邸に留まり休息をとりながらも、合間には秘書を介して上がってくる書面報告を受けるなど、主要懸案には携わっていると伝えられた。