Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0
安倍首相は正しい歴史認識示す機会逃した=韓国長官
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は1日、「韓日関係の安定的な発展は、正しい歴史認識に基づかなければならない」とした上で、米議会上下両院合同会議での安倍晋三首相の演説について「正しい歴史認識を示す黄金の機会を自ら逃したのは残念」と述べた。外交安保に関する政府・与党会議で発言した。 日米防衛協力のための指針(ガイドライン)の改定により朝鮮半島の安保が脅かされかねないとの指摘に対し、尹氏は「われわれの事前同意なくしては、いかなる場合も自衛隊がわが領土に入るのは不可能だ」と答えた。また、韓国が外交面で取り残されるのではないかとの観測に対しては、韓国は中国と建設的な協力関係にあり、米国とは原子力協定を改定するなど同盟を強化していると説明しながら、「過度な解釈」とした。 一方、与党セヌリ党の劉承ミン(ユ・スンミン)院内代表は、韓国の朝鮮半島4強(日・米・中・ロ)外交、特に米日中関係が韓国の運命を左右することになると指摘し、「日本と歴史、安保、経済を今このようにひとまとめにして進むのが成熟した姿なのか、国の利益に合致するのか、悩ましいところ」と話した。 mgk1202@yna.co.kr