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国会議員再・補欠選 与党善戦、最大野党は全敗=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国国会議員の再・補欠選挙は29日に投開票され、4選挙区中、与党セヌリ党が3選挙区で当選を確実にした。また、最大野党・新政治民主連合の地盤の光州市・西区(乙)では、同党を離党し無所属で出馬した元法務部長官の千正培(チョン・ジョンベ)氏が、同党公認候補を抑え当確を決めた。 新政治民主連合は全敗。 選挙戦はソウル市の冠岳区(乙)と京畿道城南市の中院区、仁川市の西区・江華(乙)、光州市の西区(乙)の4選挙区で行われた。このうち、仁川市西区・江華(乙)は与党セヌリ党議員の当選無効による再選挙で、残る3選挙区は少数野党・統合進歩党が憲法裁判所の解散命令で解党したことに伴う補選。 当初は野党候補が乱立し与党有利とみられていたが、自殺した建設会社の前会長、成完鍾(ソン・ワンジョン)氏が朴大統領の側近らに多額の現金を渡したとの疑惑が浮上。与党セヌリ党では「全敗」との危機感も漂ったが、成氏が盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で2回にわたり特別赦免を受けたことを追及し、盧政権の流れをくむ新政治民主連合に反撃した。 投票率は36.0%(暫定)で、昨年7月の再・補欠選より3.1ポイント上昇した。 ikasumi@yna.co.kr