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韓中日環境相会合 30日に中国・上海で開催
【世宗聯合ニュース】韓国と中国、日本が30日に中国・上海で第17回3カ国環境相会合を開催する。 韓国から尹成奎(ユン・ソンギュ)環境部長官、中国から陳吉寧環境保護相、日本からは望月義夫環境相が出席する。 会合では、大気汚染管理技術協力、遺伝資源の活用に関する名古屋議定書の履行に向けた協力策、気候変動適応関連情報の共有など、今後5年間で3カ国が推進していく具体的な協力事業を選定する。 協力事業は大気汚染対策、生物多様性への対応、気候変動対策など昨年の第16回会合で決定した九つの優先協力分野を具体化する。 韓国が重視する黄砂問題への対応策も話し合われる。2008年から3カ国の研究チームが運営している黄砂共同研究団が、今後5年間に推進する研究内容をまとめた中期共同研究計画を策定する。 黄砂予報の正確性を高め、中国にある黄砂発生源の生態系復元策研究のあり方などが盛り込まれる予定だ。 ただ、韓国政府が黄砂の被害軽減のため中国政府に義務を負わせる要求事項は特に設けられないとみられる。 3カ国は会合を通じ共同声明を採択する。同会合は韓国の提案により1999年から開催されている。毎年、3カ国が持ち回りで開催している北東アジアの環境分野におけるハイレベル協議体。 sjp@yna.co.kr