韓国国防部は朝鮮半島有事の際、日本の自衛隊が朝鮮半島地域に進出できるのという懸念が提起されていることと関連し、日米と今後、関連事案を協議していくだろうと明らかにした。(提供:news1)
韓国国防部は朝鮮半島有事の際、日本の自衛隊が朝鮮半島地域に進出できるのという懸念が提起されていることと関連し、日米と今後、関連事案を協議していくだろうと明らかにした。(提供:news1)
韓国国防部は朝鮮半島有事の際、日本の自衛隊が朝鮮半島地域に進出できるのかという懸念が提起されていることと関連し、日米と今後、関連事案を協議していくだろうと明らかにした。

キム・ミンソク の最新ニュースまとめ

 キム・ミンソク国防部報道官は28日、定例会見で日本自衛隊の朝鮮半島に進出できる具体的な場合を問うものについて「具体的な事項は韓米、日韓また日韓米が協議して、もっと具体化していく計画だ」と明かした。

 先立って日米は27日、日米間の軍事協力の範囲を全世界に拡大するという内容を骨子とした日米防衛協力指針(ガイドライン)を発表した。

 政府が最近まで「日本は韓国の領域で軍事活動をしたり、韓国の領域以外でも韓国国益に影響を及ぼす軍事活動をする場合、韓国の事前同意がなければならない」という立場を継続して伝えてきた。

 しかし、具体的な場合を想定して朝鮮半島地域での日本の自衛隊の活動を制限することができているのかは現在、不明確な状態だという指摘が出てきている。

 これと関連しキム報道官は「戦争が起これば、国家の統帥機構により指示が確定され、韓連合司令官が『戦争水域』を宣言する」と述べた。

 キム報道官は「戦争水域は国際法的に明確に保障されるものではないが、戦争水域に入ると危険リスクに伴うだけに、(戦争水域を宣言した)国の協力や同意を受けなければならない」と説明した。

 これは朝鮮半島有事の際、米軍の参戦に伴い日本の自衛隊が自動的に参戦するものではなく、戦争水域を宣言した韓国政府の同意を得てこそ、韓国の領域内で軍事活動できるという意味と解釈される。


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