【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官は21日の定例会見で、安倍晋三首相が20日のBSフジの報道番組で戦後70年に出す談話に「植民地支配と侵略」「心からのおわび」などの文言を使わない考えを示唆したことに関連し、「良い機会を逃さず、日本政府の歴史認識を周辺国と国際社会に明確に表明することを期待する」と述べた。 また、魯氏は「安倍首相が複数回にわたり、村山談話など歴代内閣の談話と、談話に盛り込まれた歴史認識を継承すると公言したことに注目する」と強調した。 一方、安倍首相が靖国神社で始まった春季例大祭に合わせ、真榊(まさかき)を奉納したことに関し、「靖国神社はで侵略戦争の首謀者として有罪判決を受けたA級戦犯を神として祭る神社」と指摘。「日本の政治指導者がそういう神社に敬意と感謝を表すことは日本が戦後、国際社会に復帰した前提や国際秩序を否定する行為であることをしっかりと認識すべきだ」と批判した。 kimchiboxs@yna.co.kr
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