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ナッツ事件 控訴審でも前副社長に懲役3年求刑
【ソウル聯合ニュース】乗務員のナッツの出し方に激怒し離陸直前の航空機を引き返させたとして、航空保安法違反の罪などに問われた大韓航空前副社長の趙顕娥(チョ・ヒョンア)被告に対する控訴審第2回公判が20日、ソウル高裁であった。検察側は趙被告に、一審と同様に懲役3年を求刑し、結審した。 検察は「被告人の原審における法廷での発言をみると、心より反省しているのか疑問だ」と指摘した。 また、争点になった航路の変更について、被告人が暴言・暴行などを行使した事実を自白しており、それが原因で航空機が引き返したのは、威力による航路変更であり、航空保安法上の航路変更罪に該当すると主張した。 離陸前は航路に含まれないという被告側の主張に対しては、「航空保安法の立法趣旨が航空機の運航過程における乗客の安全を保障するためのものであるため、航路を『航空路』と縮小解釈するのは国際協約や立法趣旨に反する」と指摘した。 yugiri@yna.co.kr