情報通信部は13日、先ごろオランダ・アムステルダムで開催された「IBC2006国際放送展」で、韓国の地上波マルチメディア放送(DMB)がモバイルテレビの主役として大きな関心を集めたと明らかにした。IBCは、世界各国の放送社や放送危機器メーカーなど1000社余りが参加する欧州最大規模の国際放送会議・見本市。

 情報通信部は、DMB展示ブースを訪れたイタリアの放送局やフランスのネットワーク事業者、ブラジルのケーブル・衛星放送局など海外の放送局や主要通信事業者と、試験放送導入などで協力することを合意したと説明した。DMB展示ブースには、韓国電子通信研究院、サムスン電子、LG電子、パンテック&キュリテルなどが参加し、地上波DMBシステムや端末機、応用ソリューションなどの製品を紹介した。

 韓国は、地上波DMBサービス開始から9か月でDMB対応端末機の累積販売量が166万7000台に上り、年内に250万台の普及を達成する見通しだ。衛星DMB加入者も70万人を超え、8月現在で世界最大規模のモバイルテレビ利用者を確保している。

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