【ボゴタ(コロンビア)聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は16日午後(日本時間17日午前)、南米4カ国歴訪の最初の訪問国となるコロンビアに到着した。 朴大統領は同日から27日にかけ、コロンビアを皮切りにペルー、チリ、ブラジルを相次いで訪問する。コロンビアは当初、訪問国に入っていなかったが、同国からの強い要請で訪れることになった。 韓国青瓦台(大統領府)によると、コロンビアは中南米で唯一の朝鮮戦争参戦国で、アジア諸国のうち韓国と一番最初に自由貿易協定(FTA)を結ぶなど、韓国との協力強化に重点を置いているという。 朴大統領はコロンビアで、両国のビジネスフォーラム、サントス大統領との首脳会談、現地韓国人との懇談会などを予定している。両国FTAの早期発効を促すほか、コロンビアのインフラ整備事業をはじめ防衛産業、治安、保健など多分野の事業に韓国企業が参入できるよう働きかける見通しだ。 両国のFTAは2013年2月に署名され、韓国側の国内手続きは完了したが、コロンビアの手続きが終わっていないため、まだ発効していない。発効すれば、韓国の対コロンビア輸出の28%を占める乗用車とトラックに課される35%の関税が段階的に撤廃され、輸出の増加が期待される。 stomo@yna.co.kr
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