【ワシントン聯合ニュース】韓国の崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相兼企画財政部長官は米ワシントンで15日(米東部時間)、世界銀行が主導する開発途上国支援事業に向こう4年間で3億ドル(約358億円)を投じる内容の了解覚書(MOU)を世銀のキム総裁と締結した。 韓国の支援金が投じられる韓国輸出入銀行の対外経済協力基金は、タンザニアでの送電網拡充事業など、アジア・アフリカ・中南米で途上国支援事業を実施している。 キム総裁はMOUの締結式で、世界銀行への加盟から60年を迎えた韓国が、今回の支援により世銀との協力強化の足がかりを築いたとし、感謝の意を伝えた。 崔副首相は、キム総裁が来月19~22日に開かれる世界教育フォーラムに出席するため韓国を訪れることを歓迎。求人難と求職難が共存する問題を解決するため、韓国政府が教育改革を進めていることを紹介した。 これに対しキム総裁は、最高レベルの教育システムを備えた韓国が改革のための努力を続けていることに支持を表明した。 一方、崔副首相はルー米財務長官とも会談し、両国間の経済・金融協力を強化することで合意した。 崔副首相は16~17日にワシントンで開かれる主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席する。 stomo@yna.co.kr
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