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韓国外務次官が出国 日米との3カ国次官級協議に出席
【ソウル聯合ニュース】韓国の趙太庸(チョ・テヨン)外交部第1次官は15日、米ワシントンで16日(米東部時間)に行われる韓米日外務次官級協議に出席するため出国した。 趙次官は出国前、聯合ニュースのインタビューに対し、今回の協議について「北の核問題を含む朝鮮半島問題が焦点になるのではないか」と明らかにした。 また、各国の関心事やエボラ出血熱への対応、テロ対策などについても議論されるとの見方を示した。 今回の協議や別途開かれる韓日外務次官協議で日本の歴史認識問題に言及する可能性については「歴史問題は今回の協議の焦点ではないが、適切な言及や話し合いがあると予想される」と強調した。歴史問題に対する日本政府の誠意ある態度変化をあらためて促すとともに、安倍晋三首相が29日に行う米上下両院合同会議の演説で、正しい歴史認識についての意志を明確に表現すべきだと主張するとみられる。 協議には趙次官、米国のブリンケン国務副長官、日本の斎木昭隆外務事務次官が出席する。 今年2月に来韓したブリンケン副長官が3カ国の未来志向的協力策を議論するために協議を提案した。 3カ国同盟を軸に「アジア重視戦略」を取る米国が、歴史問題で対立する韓日に対し仲裁を試みたと受け止められる。 韓国政府も日本の歴史・独島挑発に対しては断固対応し、安保や経済など互恵関係にある分野では交流協力を進めるツートラック政策を取っている。 趙次官は16日に斎木次官と、17日にはブリンケン副長官と会談する。 韓米の2国間協議では、今年前半と予想される朴槿恵(パク・クネ)大統領の訪米についても協議するもようだ。 sjp@yna.co.kr