韓国国防部長官が断言 「THAADは北ミサイル防護手段のひとつ」

韓民求（ハン・ミング）韓国国防部長官は14日、米国の終末高高度防衛ミサイル（THAAD）の朝鮮半島配置問題と関連し、「THAAD配置は、北朝鮮のミサイルを防護する手段のひとつ」と明かした。

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　韓長官はこの日、国会で開かれた外交・統一・安保分野の対政府質問で「THAADでミサイル防護が解決できるのか」という問いかけに対して、このように回答した。

　THAADによって北朝鮮のミサイルを100%迎撃可能なのか、との質問に韓長官は「現在まで把握されていることとしては、THAADやパトリオットミサイル（PAC-3）の対応能力は、100%ではないが相当な水準の迎撃能力があると知られている」と述べた。

　また、北朝鮮の核能力と関連して韓長官は「北朝鮮は3回の核実験をおこない、その結果、現在までプルトニウム約40キロを確保し、ウラン計画も進行中であることを把握した」とし、「1次核実験をしてからかなり時間が経過したため、小型化秘術が相当な水準に上がっていると推測される」と語った。