韓中日観光相が共同声明　３カ国の交流人口を３千万人に

【東京聯合ニュース】韓国、中国、日本の観光担当相会合が１２日、東京都内で約４年ぶりに開かれ、３カ国間の人的交流規模を昨年の約２０００万人から２０２０年に３０００万人に引き上げる目標を掲げた共同声明を発表した。　共同声明では、１８年の韓国・平昌冬季五輪、２０年の東京夏季五輪を呼び水に共同キャンペーンを展開し、欧米などから旅行客を呼び込むとした。　今回の会合には韓国の金鍾徳（キム・ジョンドク）文化体育観光部長官、中国の李金早・国家観光局長、日本の太田昭宏国土交通相が出席した。　金長官は１１日、太田氏と会談。今年の韓日国交正常化５０年を記念し観光交流促進に向けた１０大共同事業を推進することで一致した。共同事業には朝鮮通信使遺跡関連の交流、韓日共同写真コンテストなどが含まれる。韓日は昨年５０４万人にとどまった両国間の人的交流を今年は７００万人程度に引き上げることを目標に掲げた。　金長官と李金早氏の会談では、観光の質向上や旅行における不便解消に向け努力することで一致。今年と来年の「韓中観光の年」を成功させるための了解覚書を締結した。 sarangni@yna.co.kr