Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0
韓国兵集団暴行死事件の控訴審判決 加害者に殺人罪適用
【ソウル聯合ニュース】韓国陸軍部隊で昨年4月に起きた1等兵が先輩兵らの集団暴行により死亡した事件の控訴審判決で、国防部高等軍事裁判所は9日、主犯の兵長(27)に殺人罪を適用し、懲役35年を言い渡した。 一審の陸軍第3軍司令部普通軍事裁判所は昨年10月、兵長に懲役45年を宣告したが、殺人罪でなく傷害致死罪を適用し、死亡兵士の遺族や世論の反発を受けた。 高等軍事裁判所は、主犯の兵長とともに起訴された兵長(23)、上等兵2人(ともに22)にも殺人罪を適用し、それぞれ懲役12年を宣告した。この3人も一審では傷害致死罪が適用された。 裁判所は、被告が暴行の過程で被害者が死亡する恐れがあると分かっていたとして、殺人罪について有罪を言い渡した。 別の加害者の下士官(24)と1等兵(22)には暴行罪などを適用し、いずれも懲役10年、罰金300万ウォン(約33万円)の判決を言い渡した。 被告6人は、昨年3月から20代の1等兵に対しつばをなめさせたり、眠らせないなどの虐待行為を行ったほか、数十回にわたり集団暴行を加え続け、4月6日に死亡させた罪で起訴された。 hjc@yna.co.kr