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米国防長官あす来韓 最新鋭迎撃システムへの言及あるか
【ソウル聯合ニュース】カーター米国防長官が9日、2月の就任後初めて韓国を訪問する。日本訪問後に2泊3日の日程で来韓し、10日にソウル市内の国防部庁舎で同部の韓民求(ハン・ミング)長官と会談する。 会談では▼北朝鮮の核・ミサイル脅威に対する韓米連合抑止力の強化▼昨年の韓米定例安保協議(SCM)で合意した「条件に基づく有事作戦統制権移管」推進のための後続措置▼従来の「戦略同盟2015」に代わる新たな戦略文書作成問題――などについて話し合う。 注目は、カーター長官が米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備問題について言及するかどうか。韓米両国はTHAADをめぐる問題で「3NO」(要請・協議・決定した事項はない)との立場を堅持しているが、今回の会談ではどんな形であれ、この問題に関する意見交換が行われる可能性が高いという見方が強まっている。 ただ、一部では会談でTHAADをめぐる問題が協議されても、公開されないだろうという意見が出ている。 今月中旬に米ワシントンで第7回韓米統合国防協議体(KIDD)次官補級会議をはじめとする一連の会議が予定されており、THAAD問題はそうした会議で公式に取り上げられる可能性が高いとされる。 カーター長官は来韓中、京畿道・平沢の韓国海軍第2艦隊を訪れ、2010年3月に発生した韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件の犠牲者を追悼する。10日の韓米国防相会談後に韓長官と記者会見を行い、11日午前、韓国を出国する。 sjp@yna.co.kr