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北朝鮮・労働新聞 「韓国人スパイ問題」を非難
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が韓国人男性2人を「スパイ」として拘束した問題で、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は6日、「同族対決に熱狂する逆賊らが再び醜態を演じた」と、韓国側を非難した。 また、同問題に対し韓国政府が遺憾を表明したことに対し「凶悪な特大型国家政治テロ行為を隠そうとくだらない話を並べ立てているが、われわれには証拠と資料が十分にある」と主張した。 北朝鮮の朝鮮中央通信は先月26日、「反共和国偵察謀略行為」を目的に北朝鮮入りし拘束された「韓国スパイ」のキム・グクキ氏とチェ・チュンギル氏が平壌で記者会見を行ったと報じた。秘密警察組織「国家安全保衛部」は会見で2人について、「米国と傀儡(かいらい)情報機関の背後操縦と指令を受け、最も卑劣な暗殺手法で最高首脳部を狙った極悪なテロ分子たち」と説明した。 韓国政府は2人の解放と送還を求める通知文を送ろうとしたが、北朝鮮側は受け取りを拒否した。政府は、2人のほか2013年10月に北朝鮮でスパイとして拘束された韓国人宣教師、キム・ジョンウク氏の送還も求めている。 hjc@yna.co.kr