【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が1日発表した消費者物価動向によると、3月の消費者物価は前年同月比0.4%上昇した。上げ幅は4カ月連続で0%台にとどまった。たばこの値上げによる物価上昇効果を除くと、上昇率はマイナスを記録したことになる。 上昇率は2013年10月(0.9%)の後、13カ月連続で1%台を維持した。昨年12月と今年1月がそれぞれ0.8%、2月が0.5%となり、さらに先月は0.4%と、1999年7月(0.3%)以来、15年8カ月ぶりの低水準となった。 物価の長期的な流れを示すコア指数(農産物と石油類を除く)は前年同月比2.1%上昇、月ごとの変動が激しいエネルギーと食料品を除いた指数も2.3%上昇した。ともに1%台が4カ月続いた後、3カ月連続で2%台となっている。 生活物価指数は前年同月比0.8%下落、生鮮食品指数も2.0%下がった。 工業製品は前年同月に比べ0.5%下落した。原油安の影響でガソリンや軽油などが大幅に下がったが、たばこの値上がりが全体の下落幅を抑えた。 電気・水道・ガスは6.0%下落、サービスは1.6%上昇した。 統計庁の担当課長は「個人サービスと石油類の価格が小幅上昇したが、都市ガスや農畜産物の値下がりが全体の物価上昇率に影響を及ぼした」と分析した。 mgk1202@yna.co.kr
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