韓国政府は27日、スイス・ジュネーヴで開かれた国連人権理事会で北朝鮮の人権決議案が採択されたことについて、「歓迎する」という立場を明らかにした。(提供:news1)
韓国政府は27日、スイス・ジュネーヴで開かれた国連人権理事会で北朝鮮の人権決議案が採択されたことについて、「歓迎する」という立場を明らかにした。(提供:news1)
韓国政府は27日、スイス・ジュネーヴで開かれた国連人権理事会で北朝鮮の人権決議案が採択されたことについて、「歓迎する」という立場を明らかにした。

 韓国政府は、外交部の報道官論評を通じて「北朝鮮は今回の人権理事会決議によって、北朝鮮住民の人権及び生活の質改善のために必要な措置をとらなければならない」と述べた。

 さらに「今回の決議案で、南北離散家族再会問題が至急、解決を要する人道的事案であることが強調されたことを評価する」とし、「決議案で国連安全保障理事会が今後、北朝鮮の人権問題に関して継続的・積極的に役割を担っていくことを期待し、注目している」と言及した。

 今回の国連人権理事会の北朝鮮人権決議案は、北朝鮮の人権問題に対する国際社会の関心を拡散させるために、ことし9月、国連人権理事会で北朝鮮の外国人拉致・強制失踪など北朝鮮の人権状況に対するパネル討論を開催するようにした。

 またことし上半期の間に、ソウルに設置される北朝鮮人権現場事務所が、国連北朝鮮人権特別保護官を支援するようにする内容も含まれている。

 同時に国連人権最高代表がことし9月、人権理事会会議でソウルの北朝鮮人権現場事務所の現況を口頭報告し、来年3月の会議に具体的な報告書を提出するようにする。

 北朝鮮は今月初め、リ・スヨン外相を、北朝鮮外務省としては史上初となる人権理事会への派遣をし、演説を通じて人権決議案の不当性を批判するなど採択を防ぐために総力をあげたが、無駄に終わった。


Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0