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韓国外交部次官補 韓中日外相会談の開催を評価
【ソウル聯合ニュース】韓中日が21日に開催した3カ国外相会談について、韓国の李京秀(イ・ギョンス)外交部次官補が「鋭い葛藤と対立が続いている北東アジアの戦略地政学環境の中で、3年間の空白を破り実現した重大な事件」と評価した。 3カ国外務次官級協議の韓国代表として今回の外相会談を実務的に準備した李次官補は26日、聯合ニュースに寄稿し、「表面的には歴史認識問題と3カ国首脳会談の具体的な開催時期などに対し意見が出たように映ったが、5年ぶりに共同発表形式の合意文を引き出したのは、水面下で行われた3カ国間の絶妙な折衝だった」と説明した。 李次官補は歴史問題に関し、3カ国が「歴史を直視し未来に向かって進む」という精神に基づきそれぞれの2国間関係改善への努力で一致したことに言及し、3カ国協力の枠組みが2国間関係の肯定的な発展に有用な仕組みであることが立証されたとした。 また、「最も早く都合の良い時期に3カ国首脳会談が開催されるよう努力することで 停滞していた3カ国協力の再会へ推進力を生み出し首脳会談の方向性を定めた」と評した。その際に韓国が3カ国協力の議長国として調整を担い、外相会談の開催に至ったとした。 韓国の外交戦略については、外交が厳しい状況にあることを認めた上で、「重大な外交・安保事案を判断し決定する基準は、相手の利益ではなくわれわれの国益であり、国益を最大限に引き上げるための最も効果的で適切なタイミングを選択することは必然」と強調した。 mgk1202@yna.co.kr