【ソウル聯合ニュース】韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件から5年を迎えるのを前に、北朝鮮が連日、事件への関与を否定している。朝鮮人民軍の板門店代表部は25日、「告発状」を発表し、「天安沈没事件は徹頭徹尾、米国の政治・軍事的な利害打算から考案、実行された謀略劇、捏造(ねつぞう)劇」と主張した。 事件が起こった2010年3月26日の直前、韓米連合軍司令官(在韓米軍司令官兼務)から韓国軍への有事作戦統制権移管問題などにより北東アジアへの「侵略武力」撤収の圧力を感じていた米国が、北東アジア安保の不安を高めることで局面の転換を図ろうと事件をでっち上げたとした。 北朝鮮は24日にも国防委員会政策局報道官談話を発表して事件への関与を否定し、韓国側が同事件を受けた対北朝鮮制裁措置の解除の前提として謝罪を求めていることに対し「詭弁(きべん)は通じない」と一蹴した。 mgk1202@yna.co.kr
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