昨年のＧＤＰ成長率３．３%　建設業など低調＝韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行（中央銀行）が２５日発表した昨年の国内総生産（ＧＤＰ）の実質成長率は前年と比べ３．３%増だった。　四半期別の成長率は１～３月期が前期比１．１%、４～６月期が０．５%、７～９月期が０．８%、１０～１２月期が０．３%だった。１０～１２月期の成長率は速報値（０．４%）よりやや鈍化した。　年間ＧＤＰ実質成長率を産業別でみると、建設業は０．６%にとどまり、前年（３．０%）より大きく落ち込んだ。　製造業は２０１３年の３．６%から４．０%に成長率が上昇し、サービス業も一昨年の２．９%から３．１%に伸びた。　民間消費は１．８%で前年（１．９%）に及ばなかった。　財貨とサービスの輸出も前年の４．３%増より鈍化し２．８%の増加にとどまった。　ただ、前年はマイナスだった設備投資は５．８%増と好転した。　２０１４年の国民１人当たりの名目国民総所得（ＧＮＩ）は２万８１８０ドル（約３４０万円）で、前年に比べ７．６%増加した。 csi@yna.co.kr