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韓国のエボラ熱支援活動終了 医療救護隊第3陣が帰国
【ソウル聯合ニュース】エボラ出血熱の対応支援のため西アフリカのシエラレオネに派遣されていた韓国の緊急医療救護隊の第3陣が活動を終え、23日帰国した。韓国政府によるエボラ熱の対応支援は、第3陣の3週間の隔離が終わる4月中旬に正式に終了することになる。 第3陣は医師2人と看護師3人の5人。先月7日に韓国を出国し、同23日からシエラレオネの首都フリータウン近郊のエボラ熱治療センター(ETC)で4週間活動した。5人の健康状態はいずれも良好だという。韓国政府は昨年12月に第1陣を現地に派遣し、これまでに計24人の医療スタッフを派遣した。 韓国が海外で発生した大規模伝染病の対応のため、緊急医療救護隊を派遣したのは今回が初めてだった。 3カ月に及ぶ活動期間中、感染事故もなく成功裏に任務を終えたと評価されている。韓国医療スタッフが活動した期間中にシエラレオネの感染者数は急減した。活動を開始した昨年末ごろには毎週337人の感染者が発生したが、今月半ばごろには55人に減った。 現地での感染者数が激減したため、当初10人の派遣を予定していた第3陣は、ETCから派遣人員の削減を求められ5人を派遣することになった。 sjp@yna.co.kr