演説する朴大統領=12日、鶏竜台(聯合ニュース)
演説する朴大統領=12日、鶏竜台(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は12日、陸海空三軍統合本部がある忠清南道の鶏竜台で将校合同任官式で演説し、「外部のいかなる妨害にも韓米の同盟関係が揺らぐことはない」と強調した。 駐韓米国大使襲撃事件にも言及し、「決してあってはならない、韓米同盟に対する攻撃だった」とする一方で、「両国国民の成熟した対応により、両国の信頼が一層厚くなる契機になった」と述べた。また、「磐石な韓米防衛体制を土台に、安保態勢の確立に最善を尽くしてほしい」と呼びかけた上で、「韓米同盟は今後も変わりなく朝鮮半島の安定に寄与し、世界平和に向けた重用な軸になる」とした。 現在の安保環境については、「北は核実験と長距離ミサイル開発を強行し、威嚇と挑発を続けている」としたほか、「北東アジアでは領土問題をめぐる対立や軍拡競争が深刻化している」と指摘。「未来の安保を準備する努力に拍車を掛けなければならない」と訴えた。 mgk1202@yna.co.kr
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