サムスン電子と市場調査機関のGfKなどによると、サムスン電子のフレンチドア冷蔵庫は、7月に中国市場でシェア29.3%を記録しトップとなった。LG電子は26.3%で2位についている。1月から7月までのシェアでは、サムスン電子が30%、LG電子が29%となっている。
中国のフレンチドア冷蔵庫市場は、2001年に928台にとどまり、300万台に達する冷蔵庫市場全体の0.03%にすぎなかったが、2004年には3万7716台で0.84%とシェアを拡大している。今年は8万台、来年は11万台まで成長すると予想されている。これは中国の消費者の生活パターンが変化していることと、フレンチドア冷蔵庫の価格がこの2年間で大きく値下がりしているためとみられる。
これを受けサムスン電子は、北京、上海、広州などで説明会を開くなど、市場攻略を積極的に進めていく考えだ。同社関係者は「中国のフレンチドア冷蔵庫市場はまだそれほど大きくはないが、急成長しているだけに市場攻略をさらに強化していきたい」と意気込みを見せている。
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