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細分化で巻き返し狙う 日本食品展示会に韓国56社参加
【千葉聯合ニュース】円安と韓日関係悪化という悪条件に直面した韓国の食品企業が、細分化したマーケティング戦略で日本市場再攻略を目指す。 千葉市の幕張メッセで3日開幕したアジア最大級の食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN 2015」に韓国企業56社が参加した。 キムチ、マッコリなど日本で人気のあった商品から、ワカメスープなど最近新たに市場開拓を行っている製品まで、多様な品目が紹介された。 円安や日本国内における嫌韓感情の高まりなどが影響し、日本に対する韓国食品の輸出額は2013年の21億100万ドル(約2518億円)から昨年は20億8100万ドルに1%減少した。同展示会に参加した企業も昨年は76社だった。 だが、日本は韓国農食品の最大の輸出先であり、日本市場は参入するのは難しいものの、一度顧客を確保すれば安定的な市場だ。そのため、韓国企業は日本人の食習慣や好みに合わせるだけでなく、年齢や性別などによる商品の細分化を行っているという。 同展示会で韓国館を運営する韓国農水産食品流通公社東京支社の関係者は、「韓国の食品バイヤー、日本国内の流通業社や卸売業者など各界の専門家が参加する『韓国商品研究会』を通じ、新しいヒット商品開発や日本での販路開拓を支援する」と説明した。 yugiri@yna.co.kr