北朝鮮の核弾頭小型化を否定＝韓国国防部

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の金珉ソク（キム・ミンソク）報道官は２６日の定例会見で、北朝鮮が２０２０年までに最大で１００個の核兵器を製造できるとした米国の北朝鮮専門ウェブサイト「３８ノース」の分析について、「相当な水準の技術は持っているが、核弾頭を小型化した程度ではない。すなわち、核兵器化はできていない」との見解を示した。　また、「１０～１６個の核兵器を持っているというのは一部の民間団体や専門家の推定にすぎず、いかなる証拠もなく、そういう技術はまだ確保できていないとみている」と述べた。　一方、韓国の軍事力が北朝鮮を上回るのは１３項目中、２項目にすぎないとした米研究所の分析に関しては、「古い兵器（の数）を数えて比較するのは大きな意味がない」として、「国防部としては同意できない」との考えを明らかにした。　北朝鮮が５月の核実験を準備しているとの報道については、「現段階では兆候がない」と伝えた。 kimchiboxs@yna.co.kr