韓国-チェコ、鉄道・原発・産業技術など協力拡大へ

韓国とチェコ政府が、鉄道・原発・産業技術などの分野で、相互協力の拡大を積極推進することで合意した。

　朴槿恵（パク・クネ）は26日午前、大統領府で公式訪問中のチェコ共和国ボフスラフ・ソボトカ首相と首脳会談を行い、このような意見を出し合ったことを伝えた。

　両国政府は、今回のソボトカ首相の韓国訪問および首脳会談をきっかけに、両国交通部間「鉄道協力了解覚書（MOU）」を締結し、両国間の鉄道政策、技術開発、高速鉄道分野での協力などを強化する方針だ。

　大統領府は「チェコは、経済成長のため主要政策の一つとして空港鉄道建設など、交通インフラ開発を推進中」とし、「今回のMOUを通して、チェコ鉄道事業への進出機会を設けて、特にチェコ高速鉄道の妥当性調査に韓国側の参加を模索することのできる効果が期待できる」と明かした。

　また、両国首脳は今回の会談をきっかけに、両国産業部間の産業協力委員会を通した産業・技術・エネルギー・通商分野での協力を強化することで合意した。