ソボトカ首相(右)を会談の席にエスコートする朴大統領=26日、ソウル(聯合ニュース)
ソボトカ首相(右)を会談の席にエスコートする朴大統領=26日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は26日、来韓しているチェコのソボトカ首相と青瓦台(大統領府)で首脳会談を行い、国交正常化25年を迎える両国の関係を戦略的パートナー関係に引き上げることで合意した。 両氏は両国の実質的な協力拡大策や朝鮮半島情勢などについて意見を交換した後、「戦略的パートナー関係樹立に関する共同宣言」を採択した。 共同宣言では両国が北朝鮮の核と弾道ミサイルに深刻な懸念を表明し、北朝鮮の検証可能な非核化や6カ国協議の再開を求める内容などが盛り込まれた。また、対話や人道支援を通じ南北の信頼構築を目指す朴政権の「朝鮮半島信頼プロセス」に対する支持を再確認し、北朝鮮の人権問題の改善にも取り組むとした。 韓国が戦略的パートナー関係を結ぶのは20カ国目となる。韓国は政治的・経済的な重要性が大きく、国民の好感度が高い国を中心に戦略的パートナー関係を締結している。 会談では外交と国防、鉄道の3分野での協力に関する了解覚書(MOU)を交わした。とりわけ、朴大統領はチェコの原発建設に対する韓国政府の意欲を伝え、支援を要請した。 チェコ首相の来韓は2001年以来。今回、ソボトカ首相は経済使節団約70人を率い韓国を訪問した。 kimchiboxs@yna.co.kr
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