韓国の軍関係者は「最終確定ではないが、米・空軍がF-22の参加を計画しているそうだ」と述べた。
F-22が「ソウルADEX」に参加することは今回が初めてで、米・最強ステルス機をソウルの上空でも見られる予定だ。
また高高度の無人偵察機であるグローバルホークも、「ソウルADEX」に参加する。グローバルホークも2013年、ソウルエアショーで模型のmock upが展示されたことはあるが、実物の参加は今回が初めて。
F-22はフォールイーグル演習など朝鮮半島での訓練に参加した際に、北朝鮮軍が地下通路だけ行き来したと言われるほど、北朝鮮が怯える最先端の戦闘機である。
米はF-22を戦略資産と見て、これまで海外に輸出をしていなかった。
そのため、F-22の「ソウルADEX」参加は、間接的に対北朝鮮の抑止力効果も持つという見方も出ている。
F-22とグローバルホークのソウル行きには、韓国によるF-35の購買決定が背景にあると見られている。
韓国軍は、入札に参加したエアバス・グループの戦闘機ユーロファイターなどを置いてF-35A機種を毎年10台ずつ計40台の導入を、昨年9月に最終決定した。
また「Kill Chain(=北朝鮮の核と¬ミサイル施設を探知・推測・打撃するシステム)」の核心戦力であるグローバルホーク4台を2017年まで1兆ウォン(約1080億円)の予算をかけて導入配置する。
業界関係者は「韓国が導入することにしたグローバルホークを『ソウルADEX』で実際に見せながら、自然な宣伝効果を狙っているのではないか」と述べた。
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