【ソウル聯合ニュース】過激派組織「イスラム国」が本拠としているシリアに韓国人が不法入国することを防ぐため、韓国政府は早ければ来月にもシリアの隣接国に代表団を派遣する。政府当局者が25日、明らかにした。 同当局者は「シリア国境地域の主要国に派遣した代表団が現場点検を行い、現地当局と協議するプランを推進している」と述べた。 政府代表団は外交部など関係官庁の職員で構成される。3~4月中にトルコなどを訪れ、現地当局から国境の管理状況などに関する説明を受け、協力強化策を協議する予定だ。イラク、レバノンなどへの訪問も検討しているという。 トルコなどは外国人がイスラム国に加わる主要ルートになっている。イスラム国に加わり訓練を受けているとされる10代後半の韓国人男性も同ルートを利用した。男性がイスラム国に加わったとされることを受けて、韓国政府はシリアをはじめとする旅行禁止国に、韓国人が無断で入国しないよう国境管理を強化するよう求めている。 csi@yna.co.kr
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