【ソウル聯合ニュース】韓国防衛事業庁は24日、韓国型戦闘機(KFX)の開発事業入札に韓国航空宇宙産業(KAI)と大韓航空の2社が参加すると明らかにした。 KFX事業は老朽化した韓国空軍のF4、F5戦闘機の後継機を開発するもので、インドネシア政府と海外の航空機製造会社が参加する国際共同開発事業。総事業費は約8兆6700億ウォン(約9300億円)に上る。 同庁は提出された入札提案書の評価を行い、来月中に優先交渉対象となる事業者を選定する。5月まで交渉を行い6~7月中に防衛事業推進委員会を開いて開発事業者を決定し契約を行う予定。 KAIは次期戦闘機(FX)事業の事業者である米ロッキード・マーチンとKFXへの投資をめぐる了解覚書(MOU)を締結している。ロッキード・マーチンはFX事業の関連交渉でKFXの技術移転を韓国政府に約束したとされる。 一方、大韓航空は24日、戦闘機ユーロファイターを製造する欧州のエアバス・ディフェンス・アンド・スペース(エアバスD&S)とパートナーシップ契約を結び、KFX開発事業の入札に参加したと発表した。 大韓航空はエアバスD&Sとの協力を通じユーロファイターをしのぐ韓国独自ブランド戦闘機を開発し、国際競争力を高めると説明した。 sjp@yna.co.kr
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