朴大統領はソウル峨山病院の葬儀場を訪れ、キム元首相ら遺族に慰労の意を伝えた。
朴大統領はこの日、大統領府首席秘書官会議やアメリカ外交協会代表団との会談などの公式日程を終えた後、午後4時30分ごろに葬儀場に到着した。
朴大統領は葬儀場に到着すると、故人の遺影に献花・焼香をしながら冥福を祈った。
その後、キム元首相の手を取り「故人が旅立たれる最後まで真心もって面倒を見てくださった姿に深く感銘しました」と述べると、キム元首相は、ただうなずいて涙を流したという。
朴大統領は続けて、キム元首相の息子であり雲庭(ウンジョン)奨学金のキム・ジン理事長と、娘でDynaのキム・イェリ会長、そして故人の弟であり自由民主実践連合のパク・ジュンホン総裁に握手をしてあいさつした後、キム元首相と祭壇横の部屋に移動して10分ほど話をした。
部屋にはキム元首相の娘イェリ氏だけが同席し、朴大統領とキム元首相がどのような話をしたのか具体的な内容については公開されていない。
朴大統領は他の遺族らともあいさつをして弔意を伝え、車いすに乗ったキム元首相はエレベーター前まで朴大統領を見送った。
朴大統領は「わざわざこちらまでいらっしゃらなくても…」と言いながら、腰をかがめてキム元首相の手を取ってあいさつをし、葬儀場を後にした。
キム元首相の夫人であるパク・ヨンオク氏は、朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の3番目の兄・朴相熙(パク・サンヒ)氏の長女で、1951年に朴正熙元大統領の紹介でキム元首相と結婚した。
故パク・ヨンオク氏は、脊椎狹窄症と尿道がんを患い、闘病していたが、21日に息を引き取った。
朴大統領は22午前に弔花を送り、大統領府からキム・ギチュン秘書室長が弔問している。
また朴大統領の妹の槿暎(クンヨン)氏と弟の志晩(チマン)氏も弔問に訪れた。
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