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大韓航空とエアバスD&S 戦闘機開発協力で覚書締結
【ソウル聯合ニュース】大韓航空の関係者は22日、戦闘機ユーロファイターを製造する欧州のエアバス・ディフェンス・アンド・スペース(エアバスD&S)と韓国型戦闘機(KFX)の開発事業で協力するための了解覚書(MOU)を16日に締結したと伝えた。技術協力や事業投資に関する具体的な内容は今後、双方が協議して決めるという。 KFX事業は老朽化した韓国空軍のF4、F5戦闘機の後継機を開発するもので、インドネシア政府と海外の航空機製造会社が参加する国際共同開発事業。総事業費は約8兆6700億ウォン(約9300億円)に上る。 エアバスD&S側はMOUについて、「エアバスD&SがKFXに参加するわけではなく、KFX事業に参加する大韓航空に協力する」と説明した。大韓航空がエアバスD&Sに支援を要請したという。 大韓航空は24日に予定されているKFX開発事業の再入札に参加し、米ロッキード・マーチンと協力関係にある韓国航空宇宙産業(KAI)と競合する見通しだ。防衛事業庁は今月9日にKFX事業の入札を行ったが、KAIしか入札せず、成立しなかった。 防衛事業庁の関係者は「KFX入札に参加するためには、技術協力会社と技術協力や事業投資に関する了解覚書を締結しなければならない」として、大韓航空とKAIの投資提案書を検討し、来月中にも優先交渉対象者を決める方針を示した。 kimchiboxs@yna.co.kr