法廷では反省文を朗読し、判決に涙した趙被告。彼女を弁護するため、韓国社会から「ドリームチーム」と呼ばれる韓国トップ3の超エリート集団で構成された弁護団が傍らに付き添った。
先頭に立つのは、「法務法人 広場」のソ・チャンヒ弁護士。1963年生まれ、ハーバード大学法科大学院を卒業したソ弁護士は、趙被告を起訴したソウル西部地検のキム次長検事とソウル大法科大学で同期だ。
ソ・チャンヒ弁護士は趙被告の検察調査時、取材陣の質問に答えていた趙被告を全身で包んで隠すようにして車に乗せ、論争を引き起こしていた。取材陣の質問には「法務法人の方針」とし、沈黙を一貫した。
同法務法人が前面に出た背景には、大韓航空の親会社である韓進グループの各種訴訟を担当してきた縁がある。また、事務所の創業者であり代表弁護士だったイ・テヒ弁護士は、韓進グループ創業者である故チョ・ジュンフン氏の義理の息子であり、チョ・ヤンホ現会長の姉の夫。つまりは、趙被告の義理の伯父にあたる。
なお、一部韓国メディアによると、趙被告が弁護団に支払う金額は数十億ウォン(数億円)といわれ、執行猶予に終わった場合、その報酬は「計り知れない」と報じられた。
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