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南北首脳会談 「朴大統領が決めること」=米国務副長官
【ソウル聯合ニュース】ブリンケン米国務副長官は10日、ロシアで5月に開催される戦勝70周年記念式典での南北首脳会談の可能性について、「朴槿恵(パク・クネ)大統領が北朝鮮指導者と会うのか、またどのように会うのかについて選択するのは朴大統領が下す決定」との考えを示した。仁川国際空港で行った聯合ニュースなどとのインタビューで述べた。 ブリンケン氏は「われわれは南北関係を改善しようとする朴大統領の努力を強力に支持し、これは様々な側面で有益だ」と強調。南北関係改善が有益な理由については、「北朝鮮が関与しようとする意志があるかをテストするのに役立つ可能性がある」とした上で、「南北関係が改善すれば非核化に向けた対話が進行するために、より良い環境が作られる可能性がある」と説明した。 日本の歴史認識については、「歴史的に敏感な課題については、治癒を促進し、過去に起きたことに対する人々の敏感な反応を考慮しなければならない」との認識を示した。その上で、「われわれはこのような課題を生産的な方法で解決するように両国に促してしている」とした上で、12日からの訪日の際も同問題を提起する考えを明らかにした。 中国が最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の朝鮮半島への配備に懸念を示していることに関しては、「韓米間の公式協議は行われていない」と再確認した上で、「THAADは防御システムだが、北朝鮮の脅威に対応するものであり、中国が懸念を持つべきものではない」と強調した。 yugiri@yna.co.kr