金正恩第1書記の叔父、駐チェコ大使に正式赴任

北朝鮮の故金正日（キム・ジョンイル）総書記の異母弟で、金正恩（キム・ジョンウン）第1書記の叔父にあたる金平一（キム・ピョンイル）駐チェコ大使が正式に赴任したと4日、アメリカ自由アジア放送（RFA）が報じた。

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　金駐チェコ大使がチェコのミロシュ・ゼマン大統領に信任状を捧呈したことを、3日にチェコ大統領室が明らかにしたという。

　信任状の捧呈式は先月29日に行われ、金駐チェコ大使以外にも、インドネシア、スペイン、バングラデシュ、バーレーンの新任大使も出席した。

　故金日成（キム・イルソン）首席の第2夫人である金聖愛（キム・ソンエ）氏の長男である金駐チェコ大使は、第1夫人の金正淑（キム・ジョンスク）氏の息子である金正日との権力継承争いに敗れ、1979年に旧ユーゴスラビア駐在の北朝鮮大使館武官を始め、35年間、海外での外交官を努めてきた。

　金平一氏は駐チェコ大使の前に1998年から17年間、駐ポーランド大使を務めていた。

　チェコのメディアである「ブレスク」を通じて公開された写真で金駐チェコ大使は、健康など特に異常はなさそうに見え、父親の金日成主席にそっくりな顔も相変わらずな様子であり、注目を集めている。