【ソウル聯合ニュース】韓国与党セヌリ党は4日、最大野党、新政治民主連合の禹潤根(ウ・ユングン)院内代表が国会での交渉団体演説で、来年4月の総選挙で改憲を国民投票にかけることを提案したことに対し、「時期尚早」と慎重な姿勢を示した。 セヌリ党の朴大出(パク・デチュル)報道官は会見で「改憲論はややもすると経済再生の動力を弱める恐れがあり慎重にアプローチする必要がある。次回総選挙での国民投票の実施を論じるのは時期尚早だ」と述べた。 また、今は改憲でなく経済再生に国力を集中させなければならない時期だとした上で、現在開会中の臨時国会が国民生活の安定と経済活性化という本来の目的に忠実な国会となるよう野党に協力を促した。 改憲をめぐっては大統領の任期を4年とし重任を認めることや、議会で選出された首相が内閣を運営することなどが取り上げられている。現在、韓国の大統領は任期5年で重任はできない。 hjc@yna.co.kr
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