【ソウル聯合ニュース】韓国政府は1日、内閣と青瓦台(大統領府)間の政策協議と調整を強化するため、政策調整協議会を新設する方針を決めた。大統領秘書室の玄定沢(ヒョン・ジョンテク)政策調整首席秘書官が会見で明らかにした。 政府が今回の方針を決めた背景には、税制改正による年末調整の混乱や健康保険料改定を白紙に戻す過程で浮き彫りとなった政策の混乱と司令塔不在への批判が朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率下落に大きく影響したとする判断があるとみられる。 新設される協議会は政策を推進する上で問題が出ないよう調整を行い、政策効果の最大化を図る。内閣から経済副首相、社会副首相、国務調整室長らが、青瓦台からは政策調整首席秘書官、広報首席秘書官、経済首席秘書官らが参加する。 協議会の主な機能は▼国政アジェンダ、国政課題など中核政策課題・改革課題の推進協議▼問題政策・葛藤政策の検討および対応方向関連協議▼政策の樹立と執行、変更、発表に関連した調整および対応策の協議――の三つとなる。  csi@yna.co.kr
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