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韓国国防白書「北の政権と軍は敵」 これまでの表現維持
【ソウル23日聯合ニュース】韓国国防部は23日、来週発表する2014年版「国防白書」について、北朝鮮の政権と朝鮮人民軍を敵とするこれまでの表現を維持すると明らかにした。 国防部の金珉ソク(キム・ミンソク)報道官がこの日の定例会見で述べた。金報道官は、「北は軍事力、核・ミサイルなど大量破壊兵器の開発と増強、海軍哨戒艦撃沈事件や延坪島砲撃のような武力挑発でわれわれの安保にとって深刻な脅威を与えている」と説明した。 また「北の政権と朝鮮人民軍はわれわれの主敵(主要な敵)」という表現が2014年版国防白書に記されるとの一部報道について、「国防白書には主敵という用語がない」と述べた。 「主敵」の概念は、1994年の第8回南北実務接触で、北朝鮮の朴英洙(パク・ヨンス)代表(2003年死去)が「戦争が起こればソウルは火の海になる」と発言したことを受け、1995年の国防白書で初めて用いられた。 2000年の南北首脳会談を機に「主敵」という表現が政治的、社会的論争を呼び、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の2004年以降は、「直接的軍事脅威」「現存する北の軍事的脅威」などに置き換えられた。 namsh@yna.co.kr