北朝鮮が昨年5月、脱北の過程でラオスから強制送還させた青少年9名の記者会見が行われた。去る13日、労働新聞が報じた。
北朝鮮が昨年5月、脱北の過程でラオスから強制送還させた青少年9名の記者会見が行われた。去る13日、労働新聞が報じた。
北朝鮮が昨年5月、脱北の過程でラオスから強制送還させた少年ら9名の記者会見が行われた。去る13日、労働新聞が報じた。

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 新聞は、彼らが12日、平壌(ピョンヤン)高麗同胞会館で北朝鮮と在日本朝鮮人総連合会、外信記者らが参加する中、記者会見に出席したと伝えた。

 司会者は会見に先立ち、同記者会見が「米国と南朝鮮(韓国)の対決狂信者、人権謀略家らの話がどれだけ架空であり愚かなものであるかを明確にするためのもの」と語った。

 今回の記者会見は、韓国側で提起された少年2名に対する「処刑説」と国際社会における「人権問題」についての対応であると分析される。

 これを前に北朝鮮は、少年らが登場する映像を「私たち民族同士TV」を通して2回にわたり公開。彼らが正常に暮らしていることを対外的にアピールしていた。

 また、記者会見に登場した少年らは、処刑説などについて激しく感情を露わにした。実名で処刑説が提起されていた人物は「僕たちは、このように思う存分に学んで成長しているのに、どうしてそのようなとんでもない悪談が出てくるのか」と話した、と新聞は伝えた。

 現在、中学校に通っているという男子学生も「そんな奴らを僕たちの前に連れて来てほしい。僕たちが両方の拳で殴り倒してやる」と過激な言葉で威嚇する場面もあったという。

 その他の少年たちも、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に対する「愛」を強調し、「僕たちはいま、幸せに暮らしている」と語った。

 しかし、最初に処刑説を提起した北朝鮮人権団体は、先ごろ公開された映像で「少年たちの姿と話し方が、実際とは異なる」とし、「北朝鮮側は、一連の宣伝のために操作した可能性がある」と疑惑を提起している。

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