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HONDAコリアのことしの販売台数は10月までで、3023台。昨年の同じ時期に比べて27.9%減少した。国内輸入車販売台数は16万2280台で、昨年に比べ24.6%増えている。多くの輸入車が疾走している間に、HONDAコリアだけ後退しているのだ。
HONDAコリアは、販売不振の原因として「新車の不在」を挙げた。HONDAコリアは2012年12月「新型Accord」と「Crosstour」の販売以降2年間新車を出さなかった。2012年に25.1%、2013年に23.1%成長していた販売量がことしはぐっと落ちる結果につながった。
しかし業界では、HONDAコリアの販売不振は単に「新車の不在」だけが原因ではないと見ている。他の輸入車ブランドが全て揃えている「ディーゼル車のラインナップ」がHONDAコリアにはないというのだ。HONDAコリアが販売中のモデルはガソリン車5種とハイブリッド車1種のみだ。輸入車市場でディーゼル車の比重は67.9%で、ガソリン車は28.3%程度だ。HONDAコリアの主力モデルであるAccordをことし1742台しか売れなかった理由でもある。
HONDAコリアは「キャンピング好き」に需要が多いSUVも2種あるが、全てガソリン車のため、販売台数は多くない。主力SUVであるCR-Vのことしの販売数は10月までで767台、7人乗りの大型SUVであるパイロットは32台だ。
業界関係者は「ディーゼル車の場合、ガソリン車よりも燃費がよく、軽油の値段も安いので維持費が低く抑えられるというメリットがあり、販売比重がしだいに高くなっている。INFINITIの場合はことし初めにディーゼルセダンのQ50を導入して、昨年比3倍の成長を遂げた」と述べた。
これ以上ガソリン車に固執することができなくなったHONDAコリアは、来年初めにディーゼル車モデルを導入するつもりだ。HONDAコリアのチョン・ウヨン社長は最近「来年、ディーゼルの新車3~4種を導入し、ことしよりも攻撃的なマーケティングを行う。昨年ヨーロッパで発売したCR-Vディーゼルと、Accordのプラグインハイブリッドなど新モデルが出れば顧客の選択幅が広がるだろう」と意欲を見せた。
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