小腸出血で手術を受け、故障者リストに入っている米大リーグ、サンディエゴ・パドレスのパク・チャンホ選手が27日、国内マネージメント会社が運営する自身のホームページで術後の経過を報告し、ファンの激励に対するメッセージを掲載した。

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 現在は退院し自宅に戻っているパク選手は、まだ身体を動かすのは辛いが家で過ごしたいと話している。「皆さんの気持ちを読んで、勇気と力をもらった。いつも自分を守り奮い立たせてくれる皆さんの想いに感謝するばかりです」と感謝の言葉を伝えた。

 パク選手は以前にも経験のある小腸出血の再発を確認し病院を訪れたところ、すぐに検査を受けることになった。当日のコロラド・ロッキーズ戦で登板が決まっており、医者の勧めを振り切ってスタジアムに行く準備をしていたが、チームの同僚ウッディ・ウイリアムス選手から「愛する妻と生まれてくる子どものことを考えろ」と電話で説得され入院を決めたとエピソードを語った。また、「神は試練とともに必ず幸運も与えてくれると考えている」と力強く話した。

 パク選手の小腸出血の原因は、胎生早期に卵黄のう管(臍腸管)が消失せずに残り、小腸の壁の外側に袋状になってできるメッケル憩室と判明した。切除手術後は少なくとも4週間のリハビリが必要との診断を受け、15日間の故障者リストに載せられた。

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