イ・ジェヨン の最新ニュースまとめ
サムスン電子は26日、自社株およそ2兆ウォン分を買い入れることにしたと明らかにした。サムスン電子は普通株165万株を1兆9635億ウォン分、優先株25万株を2297億5000万ウォン分買収する予定だ。サムスン電子はまた第一企画が保有している自社株1150万株を2208億ウォンで買収することにした。サムスン電子は27日、場外取引を通じて該当株を買収する予定。
サムスン電子は現在、自社株11.1%を保有している。今回の買収決定により自社株規模は12%台に増える。また第一企画の持ち株率も12.6%に増える。サムスン電子は自社株買収について「株価値の安定のため」と明らかにし、第一企画の株買収については「第一企画の力量強化を通じたマーケティング効果の向上だ」と述べた。
証券街では、今回の自社株買収がイ・ジェヨン副会長のグループに対する支配力強化のための布石と見ている。
サムスン電子の大株主は、セムスン生命で7.21%を保有している。事実上、自社株を多く保有している。それ以外には、サムスン物産4.06%、イ・ゴンヒ会長3.38%などがサムスン電子の主な株主だ。サムスン生命の最大株主は第一毛織19.3%で、第一毛織の最大株主は25.1%を保有しているイ・ジェヨン副会長だ。
サムスングループは、イ・ジェヨン副会長→第一毛織→サムスン生命→サムスン電子という支配構造を見せている。サムスン電子が自社株を拡大すれば、市場に流通している株式数が減るため、経営権が安定する。サムスン電子が第一企画など系列会社に対する支配力を強めるのも、結局最大株主の系列会社への支配力強化につながるのだ。
サムスン関係者は「サムスン電子が自社株を買収する規模が大きくないため、支配構造など大きく関係しない。最終的には支配構造に影響するだろうが、それを念頭に置いた買収ではない」と説明した。
証券業界では、サムスン電子の自社株買収などを通じて、最終的にイ・ジェヨン副会長の支配力を安定化することだと分析している。特に長期的に持ち株会社転換を念頭におけば、事業構造改変や組織の単純化などを通じて支配構造を安定化するのに必要なことだと予想している。
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