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現代重工業の労働組合が27日午後1時から4時間、部分ストライキ突入を計画している中、労使ともにスト突入を避けるため、24日から26日まで交渉をしてきたが平行線のまま終わった。
労働組合は27日にも午後2時から53回目の交渉に出るが、スト計画が午後1時からであるため、ストを避けることは難しい。現代重工業の20年連続無紛糾という記録も破られることになる。
労働組合関係者は26日午後、52回目の交渉後、「賃金に関する要求に対し、会社側が相変わらず組合側の譲歩ばかり要求してきており、何の進展もなかった。従って27日午後1時から始まる4時間の部分ストは予定通り行うつもりだ」と明らかにした。
労働組合は26日には、昼休み時間を利用してバイク警笛デモを行なった。
会社側のクォン・オガプ社長は26日午前、3回目の要請文を通じて労働組合のスト自制を促していた。
クォン社長は蔚山(ウルサン)市の本社正門前で、出勤中の社員にあいさつしながら要請文を自ら手渡した。
要請文では「現代重工業が黒字に転換するまで給与を全額返納するなど、経営正常化への努力を続けていく」と明らかにした。
また「会社はこれ以上の賃金引き上げを提示することはできない。ストは会社の損失を増やすだけで、変わることは何も無い。役員も社員もこのような状況を望んでいないと思っている」とスト自制を訴えた。
労働組合20年で初のストに対して会社側は、19日に組合を相手に裁判所へ争議行為禁止仮処分の申請をしていた。
ことしの賃金団体協約で組合は、▲賃金13万2013ウォン(基本給対比6.51%)引き上げ▲成果金250%追加▲給与等級昇級分2万3000ウォンを5万ウォンに引き上げ▲労働組合専従者の賃金支給など50項目を要求していた。
また現代重工業グループ3社の労働組合と共同で通常賃金拡大案も要求していた。
組合の要求に対し会社側は9月1日に初案を提示した後、5日に修正案を提示した。
修正案は、▲基本給3万7000ウォン(給与等級昇級分2万3000ウォンを含む)引き上げ▲激励金現行通常賃金100%+300万ウォン(100%は会社株支給、通常賃金200万ウォン未満者は200万ウォン基準で配給)▲定期賞与金700%通常賃金に含む▲月次有給休暇廃止を撤回(可及的全量使用原則)、未使用文休暇の使用は現行維持(通常賃金の120%)▲社内勤労福祉基金30億ウォン及び労働組合保養所建設基金20億ウォン出捐などの内容が盛り込まれていた。
労働組合は「最初の提示案と同じだ」と会社側の修正案を拒否した。
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