Copyright 2014(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0
死亡判定受けた60代男性 霊安室で呼吸確認=韓国
【釜山聯合ニュース】韓国の病院で死亡判定を受けた60代男性が霊安室の冷凍庫に入れられる直前、生きていることが確認されたことが20日までに分かった。 18日午後1時45分ごろ、釜山市内の住宅の部屋で男性が倒れているのを隣人が見つけ、消防に通報した。救急隊は男性の状態が悪く、救急車内で心肺蘇生を施しながら近隣の大学病院に向かい、10分後に到着した。数十分間にわたり心肺蘇生を試みたが脈拍は戻らず、医師は死亡した判断し、男性を霊安室に移すよう指示した。 だが、検眼を行う医師と検視官を同行した警察関係者が男性を冷凍庫に入れる前に最終点検を行うと、喉が動いていることに気がついた。警察関係者は病院側に直ちに連絡し、男性を応急室に再度移した。現在男性は、脈拍と血圧は正常に戻ったが、意識がない状態だ。 警察関係者は「当初男性を見た時、皮膚の色が黒く変わっているなど死亡したように見えた」とした上で、「検視の過程でしっかり点検せずに死亡処理していたら大変なことになっていた」とコメントした。 警察は死亡と判断した医師に過失があったか調査する予定だ。 病院関係者は、男性は病院到着前に死亡した状態で、病院でも15分以上心停止状態だったため、医学的に死亡と判定したことは当然のこととした上で、「男性が再び息を吹き返したのは奇跡的なことで、病院に過失はない」と説明した。 yugiri@yna.co.kr