韓明淑首相「作戦統制権は遅延なく推進すべき」

政府は25日、韓明淑（ハン・ミョンスク）首相主宰で安保関係閣僚会議を開き、戦時作戦統制権の移譲問題などについて協議した。

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　韓首相はこの席で、「戦時作戦権の移譲は韓米両国が以前から協議してきた問題で、遅延なく推進しなければならない」との考えを示した。また、統制権が移譲されれば韓米間の共助が弱まり、在韓米軍が撤収する可能性があると指摘する声が一部で上がっているが、統制権が移譲されても米軍の駐留は今後も続き、韓米同盟も強化されると強調した。

　作戦統制権のほかにも北朝鮮の核実験の可能性や6カ国協議の再開問題などに関しても意見が交わされた。会議には、韓首相をはじめ統一部の李鍾ソク（イ・ジョンソク）長官、外交通商部の潘基文（パン・ギムン）長官、国防部の尹光雄（ユン・グァンウン）長官らが出席した。

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